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シンプルで正しいお金の増やし方を読んだ。30代からの資産運用を考えるきっかけとなった

こんにちは。@lifeasobiです。

この休みに「マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方」という山崎元さんの本を読みました。

老後の資金について考えるのはまだ早いと思っていましたが、リタイアした後や、病気になった時の為の資産運用を考えるよいきっかけとなりました。

シンプルで正しいお金の増やし方

将来に備えたお金の運用法は?

書いてあることはシンプルで分かりやすいです。

まず、窓口のある銀行や生保レディーなどは人件費などが掛かっていて、その分の費用が金融商品に跳ねてきているということです。

銀行などは基本的に手数料でお金を設けています。

手数料をいかに取るかということが第一でリスクを負うのは顧客のため、利益が出ようが出まいがそれほど銀行員には関係ないようです。

身近な手数料で分かりやすいのがATM手数料です。

ATMでお金を下ろすと100円の手数料を取られることがあります。

100円ですが、これって実はすごい額です。だって10000円下ろした場合は、その額に1%のお金が手数料として取られているからです。

自分が銀行に1万円を1年預けても金利が0.01%なので、1円しかもらえません。銀行は一回の手数料で100倍のお金を手数料として回収しているわけです。不平等ですね。

本を読む

保険なども同じです。人件費を確保為るために、商品価格にその人件費が手数料という形で含まれています。さらに悪いことに、保険は手数料が明確になっておらず、素人にはさっぱりわかりません。

そのことから本には人件費が窓口などに比べて掛からないネット証券などで、手数料が0.5%以下のインデックス型ファンドに投資しろと書かれていました。

今は積み立てNisaやiDeCoなどがあり、月々少額から投資が可能です。

月々無理のない金額を自動引き落としで積み立てて放置すればよいだけです。

スマホをキャリアから格安SIMに変えて浮いた分を毎月の貯蓄に回す。

給料が上がったらその分を毎月の積み立てに回す。少額ならできそうな気がします。

手数料が0.5%以下のインデックス型が狙い目です。

保険は損!?

先ほど書きましたが、保険は手数料が分かりにくいです。

確かに自分の入っている保険の手数料がいくらかなんて私は答えられません。

私は貯蓄型の生命保険と掛け捨ての医療保険に入っています。

掛け捨ての医療保険は掛け捨てなので健康でいる間はお金は戻ってきません。

月に5000円程を払っているので、そのお金を貯蓄に回した方が良いかもしれませんね。これは難しいところです。

きちんと貯蓄、運用をしていれば保険など入る必要がないとありましたが、その通りです。ですが難しいんですよね。

昔、ライフネット生命の会長である出口さんのセミナーに参加した時、こんなことをおっしゃっていたのを思い出しました。

生命保険は掛け捨て。保険が複雑なのは特約という形で色々な余分な保険がついてくるから。そもそも、保険に入っている人が死んだ時に配偶者などが受け取るお金は一時的なもの。ずっと故人のことを思って仕事もできず生きていくということはない。悲しいことから立ち上がって生きていく。だから立ち直るまでに必要となるお金だけを提供できるシンプルで安い保険を目指す。

自分の保険を一度少し見直してみようかと思いました。

出口さんの本

他人を信じるな

金融を勧めてくる人を安易に信用してはいけないと書いていあります。

保険の勧誘も同じです。保険の勧誘をしてくるのが友達でも一緒です。

その人達の給料が毎月払っている保険代、積み立て代からでていると考えると少し納得できます。

まとめ

本はとてもシンプルで読みやすく1時間もあれば読めてしまします。

またポイントもシンプルでとても理解しやすいです。もっとも印象に残った3つのポイントを下記に書いておきます。

  • 0.5%以下のインデックス型の積み立て投資をする
  • 積み立て資金は損しても許容できる金額の3倍を目安にする
  • 保険は損

将来の為に少しでも積み立て投資をしようかなと改めて思いました。

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