コロナウィルスの影響で
登山や撮影に自由に出かけることができない日々が続いていますね。
正直辛いですね。
こんな日は読書です。
久しぶりに本を読みました。
2020年の本屋大賞で1位になった流浪の月を読みました。
るろうって読みます。
概要
小さい頃、主人公に起きた事件。
それがきっかけで人生がその事件を中心に回っていく。
現代に溢れる情報が真実とは限らない。
本当の真実は当事者しか知らない。
周りの目を気にしながらも生きる主人公と加害者の男性。
幸せとはなにかを考えさせてくれる。
また、いかに目の前の情報が偽物で、
真実を見極めることが大切かを考えさせられる作品です。
感想とお勧め度
アップテンポがある作品ではないですが、
中毒性があるのかどんどん読み進めることができます。
事件の被害者の主人公とその加害者。
2人しか知らない事実を抱えて2人は生きていきます。
周りは偽の情報を信じて2人の正体をあばいていきます。
現在社会はまさに情報に溢れていて、どれが真実なのかは情報を読み解く自分の器量でしかない。
モノを多角的に見ることでその人にとってはAという真実でも別の人からしたらBという真実。そんなことを考えさせられた作品。
最後には主人公2人の幸せを願わずにはいられない作品。
そして自分も強く生きていこうと思わせてくれる作品。
このコロナで私たちの生活や働き方はきっと変わると思います。
そんな中でも自分たちの好きがことを見つけて強く幸せに生きていこうと感じた作品。
まさに今、読むべき作品だと思いました。
お勧めです。