資産家になりたい@lifeasobiです。というのは冗談で、13年後に月に5万円の配当所得を目標としている@lifeasobiです。
月に1冊は本を何かしら読んでいるのですが、投資系の本で有名な「敗者のゲーム」がKindleで半額だったので買ってみました。
Kindleは名著でもセールで安く買える時があるのでいいですよね。
要約
書いてあることはざっとこんなところです。
- 背景は色々とあるがアクティブファンドは敗者のゲームとなる
- 自分の投資政策を堅持しなければならない
- 相場の行先にかけてはならない
- 直感を信じて投資してはいけない
つまりどういうこと?
市場は誰にも読めないから長期でインデックス投資をしろってことだね
そうなんですよね。ウォール街のランダムウォーカーにも書いてありましたが、結局はインデックス投資で長期保有しなさいということです。
そのために大切なことも書かれていました。
投資家は長期の運用基本方針を策定したら文書ではっきり表現し、確認しておくべきである。最大の理由は、その場しのぎの方針変更からポートフォリオを守るためだ
チャールズ・エリス. 敗者のゲーム〈原著第6版〉
株式市場から退場しないために、暴落しても気にしなくてすむだけの資金を投入し、暴落しても狼狽売りしないことが第一です。
これは自分の方針ともぴったりだな
僕の運用基本方針
本の内容とは少し離れますが、僕の運用方針を少しまとめておきたいと思います。
- 暴落時に損切りしない
- ドルコスト平均で定期買い付けを行う
- 本当に必要な時まで売却しない
個別株かインデックス投資かで、暴落時に対する姿勢が変わってくると思います。
S&P500などのインデックス投資は長期でみれば必ず上がってくるので損切りなんかする必要がないということです。
毎日の天気は晴れの日や雨の日があっても、温暖な気候の地域は平均して温暖なのと同じですね。
本の中ではこのように表現されていました。
毎日の「天気」と「気候」は別物だ。「天気」は短期的な現象、「気候」は長期的な現象を指す。
チャールズ・エリス. 敗者のゲーム〈原著第6版〉
雨の日でも雨が止むのをまてる現金と気持ちの余裕をもち、投資に回している株式を売らないことです。結局、長期でもてば負けないということです。ミス(狼狽売り)をしないことが大切ですね。
まとめ
ウォール街のランダムウォーカーと同じく、長期でインデックス投資をするための裏付けとなるデータを用い、インデックス投資の優位性が書かれていました。
個人的には給与から天引きして投資や貯金に回すのがよいというアドバイスが、すんなりと自分に落ちてきました。
毎月の給料から強制的に貯金や投資をして、残ったお金が本当の給料のつもりで生活する。
それだけでおいくらかは資産を増やしていけるのじゃないかなと改めて気が付かされました。
そうすれば元々なかったようなお金なので、暴落が来てもヤキモキすることもないと思いますしね。