ついに憧れの雲ノ平に着いた@lifeasobiです。2日目の夜は憧れの雲ノ平で雲ノ平山荘にとまっちゃいます。
雲ノ平山荘に泊まった理由
私達はテント泊装備を担いで山荘まできています。前の日は双六小屋のテント場に、3日目は太郎平小屋のテント場でテント泊をする予定です。
でも、なぜ雲ノ平ではテント泊でなくて、山荘泊にしたかというと、ズバリ、雲ノ平山荘に憧れていたからです!
あと、夜が寒くて、もしもテントでずっと寝れない日が続くと精神的にも体力的にも辛いと判断したためです。
この判断が正解でした。初日に夜がとても寒かったせいか、2日目に小屋に泊まれるというだけで精神的にかなり余裕を持つことができました。
雲ノ平山荘
山荘の定員は通常70名強のようですが、今年はコロナ対策で25名に限定して運営されています。
そのおかげか、個室を4人で使わせてもらうことができました。
普段は20名弱程の定員の部屋に4人です。
めちゃめちゃ快適でした。
密にもならないので安心です。
他の部屋も全体的にかなり余裕がありました。
コロナ対策もしっかりされています。ちなみにどの小屋もシェラフやインナーシーツを持参して、それを使うことで直接布団には入らないようにしているようです。
雲ノ平山荘の小屋飯
雲ノ平山荘といえば石狩鍋。本来は鍋をテーブルの皆さんで囲んでつついて食べるようですが、昨今の事情で個別によそってもらいます。
十分に美味しそうです。なんと、この鍋とご飯がおかわり自由でした。すごいです。2杯半もおかわりしてしまいました。
縦走のテント泊だとどうしてもご飯がアルファ米やインスタントが中心になるので、山荘のご飯は最高です。しかも、夜はとても寒いので冷えた体に染み渡ります。
朝ごはんはこんな感じです。こちらもご飯はおかわり自由でした。
こちらは付け合わせがとても美味しかったです。
山荘からの景色
山荘にはテラスが設けられてそこに座ってビールを飲む。そしてボーッとする。
最高です。
目の前にはギリシャ庭園が広がり、奥には笠ヶ岳が見ることができます。
ちなみにビールのログ缶は900円なり。ウマイからヨシです。
2階のテラスからは歩いてきた道が見ることができます。
どこの窓からも絶景です。
夜には小屋の主人による、黒部源流開拓に関するスライドがあり、興味深いお話も聞くことができました。
コロナ下における山小屋を取り巻く環境や、どのように登山道を守り、登山文化を守っていくか。。。そんなことを考えるきっかけになりました。
まとめ
雲ノ平山荘。絶対に一度は泊まりたい場所です。高いホテルに泊まるくらいなら、雲ノ平山荘に連泊した方がいい。ある登山客が言っていたのを思い出します。それくらい心地がよい山荘でした。
コロナでどの小屋も大変だと思いますが、これを変革のきっかけにもして色々考えていきたいとおっしゃっていた小屋番さんの言葉が心に残ります。
自分も協力できる範囲で色々とやっていきたいと思いました。
ちなみに、ここに泊まっている方々は個性豊かな人が多く、3連泊している人や、気が変わって連泊に変えた人、1日でここまできちゃう人など様々な人がいました。
ディープな場所でした。