中央アププスの木曽駒ヶ岳に2017年12月2日に登ってきました。
計画
千畳敷カールへはロープウェイでアクセスし、カールを登り木曽駒ヶ岳を目指します。
千畳敷カールは雪崩が多発している場所であり、十分な警戒が必要です。
12月はまだ雪崩はそんなに多くないとのことでしたが行かれる方は十分に気をつけてください。
コースタイムは往復で4時間程といったところでしょうか。
登山客も多く、雪崩さえ気をつければ大丈夫です。
2021.3に追記
2021.3月に八丁坂登山道付近で雪崩が発生しました。登山道付近での雪崩です。千畳敷カールは雪崩の巣窟と言われていますが、いつも安全に登れてしまっているので油断してしまっていました。この記事を見て雪崩の危険性を改めて考えさせられました。皆さんも気をつけてください。
千畳敷カールの登り
この日は臨時バスが出ていたのでほぼ始発のバスに乗ることができ、
早目のリフトに乗り山頂駅まで来ることができました。
ロープウェイを降りるとすぐに絶景です。最高です。
冬山は最高ですね。
カールをどんどん登っていきます。
序盤はストックを使って登っていたのですが、徐々に傾斜が強くなっていったのでピッケルに変えて登っていきます。
この日はとてもよい天気でカール内は暑いくらいでした。
宝剣山荘から中岳へ
カールを登り宝剣岳、宝剣山荘を横に中岳を目指します。
稜線に出ると風がとても強くフェイスマスクを持っていってったよかったなと思いました。
中岳への道のりは比較的緩やかなですが爆風でした。
天クラAなのにこの爆風。。。
中岳山頂も雪が結構ありました。
中岳から駒ケ岳
中岳から駒ケ岳を目指します。
降ったところに夏に利用できる駒ケ岳頂上山荘が見えますね。
奥には御嶽山も綺麗に見えています。
ここの下りを下から撮った様子が下記です。
かっこよく撮れました。
山小屋までこればあとはもう少し。
最後の登りを登れば本日のゴールの駒ケ岳山頂です。
山頂
山頂に着きました。エビの尻尾がすごいです。
鳥居にも尻尾が生えてます。
山頂は風が強いせいか雪はそこまで付いていなかったです。
下山時の絶景
下山時にも多くの絶景を見せてくれました。
中岳への登り返し。
宝剣岳。いつかは冬に登りたいですが、今は無理ですね。
カールからの景色も最高です。
まとめ
木曽駒ヶ岳は冬山のステップアップには良いと思います。
雪崩の発生しにくい時期を狙っていくことが良いです。
雪崩がなければ、難しいのは八丁坂の最後の方の登りだと思います。
ここが凍っていると登ることはできないので、天気の良い日にいくことが絶対にいいです。
稜線に出てからは風が強くなりますが、天クラでAの予報であれば大丈夫だと思います。
今シーズンも是非行きたいです。
駐車場
駐車場は沢山あるので特に心配する必要はないと思います。
またインターから近いのもよいところです。