@lifeasobiです。2016年の雪山シーズンの話です。
私の雪山登山2座目は西穂独標です。2座目で独標は早すぎると思いますが、天気などのコンディションを見て行ってきました。無事に行けてよかったです。
本当は西穂丸山までの予定でした。
冬山1座目の北横岳と比べるとピッケルは必須でした。1座目の様子は是非下記のリンクを見てください。
目次
計画
この日は天気が最高によく全国的に高気圧に覆われていたため、西穂丸山まで行き、行けたら独標の手前まで行く予定でした。
新穂高温泉口に車を停めて、新穂高ロープウェイで2156mmまで一気に登ります。
登山口から西穂山荘へ
ロープウェイ駅で登山届けを出して出発です。西穂山荘へは樹海林を進みます。
高度を上げていくと、山々が美しく見えます。今日登るとこはどこかなと探しながら登ります。でも私にはどれがどれだかわからないです。
景色の良さに感動しながら歩いているとだんだんと樹海林の木がなくなっていきます。
西穂山荘までもう少しです。テントが見えてきました。こんな雪の中のテント泊なんてすごいです。私もいつか挑戦したいです。
西穂山荘から目的地の丸山へ
山荘前で少しだけ休憩をして、目的地の丸山へ出発です。しかし、この日は風が全くないです。山荘の支配人もこんな日は滅多にないと言っていました。
山荘から見る丸山方面は少し急に見えますが、それほど急ではなかったです。
標高を上げていくと自分が雲と同じ高さにいるのがわかります。
同時に丸山まで登ってきた道のりを振り返ると人間って凄いなと思います。この距離を歩いてこれるなんて感動します。
丸山まで雪山2座目の私が歩いてみた感想ですが、ここまでは初心者でも大丈夫そうです。ピッケルもいりませんし、コースタイムも余裕があります。
丸山から先の西穂独標へ
出発前日までは丸山までを目標にしていましたが、
今日は無風であまりにも良い天気であることと、雪が締まっていたと言うことから、独標まで行ってみようとなりました。
私は独標まで行きましたが、
西穂独標(にしほどっぴょう)は2701mmの標高で、手前は岩と雪のミックスで急斜面になります。初心者でいくのはお勧めしません。
西穂独標手前までのアプローチ
丸山から独標へは1時間と行ったところでしょうか。途中はこんな感じで登っていきます。急ですが、単なる坂道ですね。
西穂独標手前
独標から手前は岩が出てきます。横が切れているところもあり、落ちたら滑っていきそうです。アイゼンを引っ掛けないようにゆっくりと歩きます。
手前からは鎖場もあり、ピッケルを挿しながら登ります。余裕がなく写真は撮れませんでした。
登りきったところから見下ろすとこんな感じす。降りるのが怖いです。アイゼンの前爪をしっかりと蹴り込み、ピッケルを駆使して登り降りする必要があります。
独標からの眺め
なんとか登り着いた独標からの眺めは最高です。岐阜県側には笠ヶ岳が見え、長野県側には上高地が見えます。
いつかこの先の西穂高にも。
まとめ
西穂独標への登った時の達成感はすごくありました。
ただし、12月末の独標は天気がよくないと初心者は行かない方がよいかと思います。
でも、ちゃんとアイゼンの前爪を蹴り込んで、ピッケルを使えば独標手前は大丈夫です。
今回はクリスマスに行ったのでサンタさんが素晴らし景色と経験をくれたと思っています。最高でした。
冬の新穂高ロープウェイ駐車場状況
この日はロープウェイ始発の30分前に着きましたが、まだまだ余裕で車を停めれました。夏よりは余裕があるようです。
ただ、登山客以外の方も多くいたのであまり遅いとロープウェイに乗るのも大変そうです。