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Canonのaps-cセンサーのカメラにフルサイズ用のLレンズを付けてみた

@lifeasobiです。

私は普段、Canon 70dを使って写真を撮っています。登山でも70dに標準レンズキットのレンズを使って写真を撮っていました。

Canonの70dはいわゆるセンサーが少し小さめのaps-cのカメラになります。

app-c機のカメラを使っていると、フルサイズのカメラが欲しくなります。ネットでフルサイズ機で撮った写真を見ていると、自分もフルサイズ機さえあればと思ってしまいます。

でもフルサイズはお高いですね。いつかフルサイズは購入するとして、それを見据えてフルサイズレンズを購入することにしました。

イメージセンサーってなに?

ここでフルサイズカメラとaps-cカメラの違いを私なりにまとめてみました。

違いを一言で表すとイメージセンサーの大きさの違いです。

そもそもイメージセンサーとはレンズで集めた光を受けデジタル信号に変換する部品のことです。

人間でいう網膜とよく例えられます。

レンズを通して光を受ける部分のことです。下記のようなイメージです。

このセンサーの大きさによって、フルサイズ、aps-c、フォーサイズ、1インチとサイズが変わっていきます。フルサイズとはフィルム時代のセンサーと同じ大きさのセンサーになります。

また、フルサイズ以上のものに中判デジタルというものがあります。

センサーが大きくなると何が変わるのか

センサーのサイズが違うので切る取ることのできる画角が変わってきます。

下記のようなイメージです。

同じ50mmのレンズをフルサイズカメラに付けた場合とaps-cに付けた場合はフルサイズ機の方がより広い範囲を映すことができます。

ですので広角側が強くなります。広角に撮りたい場合はフルサイズが有利です。

また、ボケも綺麗に出たり、夜間撮影のノイズが目立たないのがフルサイズです。

aps-c機にフルサイズレンズは付くのか

結論から言うとマウントが同じなら付けることができます。私はCanon 70dにフルサイズのEF16-35mm F4L IS USMを付けています。

 

逆のaps-c用のレンズをフルサイズに付けることはできません。厳密に言うと、付けることはできても写真を撮った時にセンサーより小さい範囲でしか光が入ってこないので端が切れてしまいます。いわゆる蹴られると言う現象です。

下のようにレンズから受ける光がセンサーより小さい為、端が欠けてしまいます。

画質の違い

70dとLレンズの組み合わせで初めて撮った写真がこれです。解像度が凄くて感動したのを覚えています。

 

実際に70dのレンズキットとどれだけ違うかを比べてみたく、同じ場所で同じ条件で撮った写真が下記です。

拡大してみます。

どちらがLレンズがわかりますか?

正直に言いますと私には違いがそこまでわかりません。条件が良いとキットレンズでも十分に綺麗に感じてしまいます。

まとめ

本当はLレンズどうや!綺麗やろ!と言う結論を書きたかったのですが、撮影条件が良いと違いはそこまで出ないようです。

ただ、先ほど載せた雪山の写真は間違いなくLレンズでないと撮れない解像度だと思います。

そこに10万円のコストをかけれるかどかは将来フルサイズを検討するかどうかと言うことにも大きく関わると思います。

将来フルサイズカメラを購入するつもりならLレンズを買ってもよいです。

ちなみに富士山の写真は下がLレンズで撮った写真です。上はキットレンズでの撮影です。

Lレンズで撮った富士山

皆さんわかりましたか?

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