カメラ

構図の勉強のためにプロの撮り方構図の法則を読み、自分の写真であてはめてみた

デジカメを購入してから15年はたつでしょうか。

本格的に山に登り、写真も本格的に始めているのになかなかうまくなりません。

使用しているカメラはCanon R5のため、

下手なのは機材のせいではなく、あきらかに実力不足です。

@lifeasobiです。

写真ってどうやったらうまくなるんですかね。

レアな場面を切り取れたか、ブレていないか、露出が適切かなど色々あると思います。

でも、一番大切なのは構図じゃないでしょうか。

皆さんはどのように構図を勉強していますか?

正直なにをどうやって勉強すればいいかわからないですよね。

私もわからないので、今回は教科書的な本を1冊読んで、自分の写真を見ながら本の中で紹介されているどの構図に当てはまるか考えてみました。

皆さんのお気に入りの写真って、実は古典的な構図に当てはまっているってことが結構あるとおもうんですよね。

お気に入りの写真がどの構図にあてはまるかの参考になればいいなと思います。



そういえばNamiも構図はよくわからないって言っていました。

lifeasobi
lifeasobi

構図ってよくわかんないよね。

難しいよね。

Nami
Nami
lifeasobi
lifeasobi

どうやって勉強すればいいのかな?

え!?構図って勉強するものなの?

Nami
Nami

こいつは何をいっているんだ・・・

lifeasobi
lifeasobi

プロの撮り方構図の法則

読んだ本はナショナルジオグラフィックの「プロの撮り方 構図の法則」です。

180ページ程で3000円ほどするので少々お高いです。

さらに、ちょっと文字が多くて読みにくいです。

でも、紹介されている構図が自分の写真にどのように当てはまるかを考えて読むと楽しく読むことができました。

自分の写真に当てはめて読んでいく方法はかなりお勧めです。

さまざまな構図

書籍の中ではいろいろな構図が紹介されています。

早速、自分で撮った写真に当てはめていきたいと思います。

長方形のラバットメント

この技法は長方形の中には2つの正方形が含まれるという性質を利用した構図です。

下の図でいうと、黄色と青の正方形になります。

下記だと黄色い正方形がいの青い正方形内に人物を置いた構図です。

人は正方形を構図から読み取って満足するそうです。

3分割法

これはよく使いますね。

全体を縦と横でそれぞれ3分割した線を仮定して、その交点上に被写体を置く方法です。

下記だと左下の交点にコスモスを持ってきています。

黄金分割

説明が難しいのですが、線分CをAとBで分割した時の比率とCとBの比率が同じになるように分割するのを黄金分割と言いうそうです。

A:B = B:Cとなるような線ですね。

自分の写真だとこんな感じです。梅の中の建物が交点にあります。

対角線方式

対角線方式は各角を2等分する線を引いたものになります。

その交点に被写体を置けばいいみたいです。

自分の写真でドンピシャで交点に対象物を置いているのはありませんでしたが、

これが一番近そうです。

日の丸構図

これは説明不要ですね。真ん中に被写体を大きく置く構図です。

視線を惹きつける点

これは山で写真を撮り始めてからよく意識しています。

いわゆる視線の誘導ですね。

どんなものでも適度に小さければ点になります。

この場合は槍ヶ岳の先っぽですね。

点は強い力で人の目を惹きつけます。

この場合、手前の岩と光が槍ヶ岳までの視線を誘導してくれています。

もちろん縦構図でもつかうことができます。

一部を切り取るフレーム

風景の中の木や建物などを前景として写すことで、被写体を自然のフレームに入れたようにする構図です。

こんなイメージですかね。奥の山が手前の斜面のフレームに入っています。

デザインの要素

この本ではデザインの要素という章もありました。

反復、パターン、リズム、バランス、コントラスト、それらの要素を検討していく章になっていました。

これも自分の写真に例えてみます。

自然の線

自然のなかでも、線を見つけることができます。

登山道なんてまさに線だと思いませんか?

この写真では登山道で目線をその先の頂上に誘導しています。

左側のメインの被写体に誘導できればよかったのですが、

自然の中でドンピシャで被写体に誘導するのは難しいですね。

分割する線

水平方向でも垂直方向でも一般的に画面の中央を貫く線は避けたほうがよいです。

でもうまく使うといい構図が生まれるようです。

斜めの分割もありました。

天の川で分割しています。

この写真はイルカのさきから天の川への線の視線の誘導もしています。

立体感(フォルム)

光と影の微妙なグラデーションを活かし、光と影で立体感を表す方法です。

あまりこの手法で撮っている人がいないのもあり、この手法の写真が好きです。

下記の2つはお気に入りの写真です。

他にもパターンを使った構図などが紹介されていのですが、

私の写真にはありませんでした。

やっぱり知らない構図がたくさんあり、

普段写真撮る時も全然意識できていないことがわかりました。

lifeasobi
lifeasobi

皆さんはどれくらいの構図を知っていましたか?

私、日の丸しかしらなかった!

Nami
Nami

えぇ・・・

lifeasobi
lifeasobi

まとめ

教科書的な本で読みにくいかなと思いましたが、

自分の写真と比べていくことで楽しく読むことができました。

皆さんも写真好きなら、自分の撮った写真と比べながら読んでもらいたいです。

お勧めの本なので皆さんも読んでみてください。

絶対に構図に対する理解が深まります!

こちらの本も構図を勉強するのにとても良かったので合わせて読んでみてください。

絵画好きな方なら絶対に読んでほしいです。

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