@lifeasobiです。お久しぶりの読書ブログです。エッセンシャル思考を読んだので、その感想です。
書いてあることのまとめ
基本的に書いてあることの本質は1 つであってそれに対する方法や、例え話、印象付ける言葉が書かれているといった内容でした。
この本が伝えている内容は「余計な物事を捨て、本質的なものに集中しろ」と書かれています。
解釈としては色々なことをやるよりは集中して、1つのことをやりなさい。全部やろうとするのではなく、必要でない物事はやるなということです。
その中で大切なのは人生はトレードオフ、一度に1つのことしかできない、ということです。結局は人生というのはその場面場面での選択の延長だと思うのです。
お昼にマックを食べるか、焼き魚定食を食べるか、これだってトレードオフです。マックを食べることで健康を害することもあるかもしれないですし、マックがどうしても食べたい状況下ではマックを食べることで幸福度がものすごく上がるかもしれないのです。
2つは食べれないのでその時々で判断していくしかないのです。
迷うということは、判断材料が足りなかったり、その行為自体が習慣化されちゃっているから迷うのです。
毎週土曜日のお昼に、子供を習い事に送ったついでにマックを食べるのが習慣になっていたとします。
マックを食べることでお腹は満たされるかもしれないですが、その時に本当にマックが食べたいから選んでいなければ、幸福度はあがりません。
変な習慣に侵されています。
悪い癖を正しい習慣に変える方法の項目に、その行動を見直すことより、それを引き起こすトリガーに着目すべきと書かれいます。
つまり、子供の習い事のついでにマックに寄っていたのを、習い事のついでにお惣菜屋さんに行くことに帰ればいいのです。
もしくは新しいトリガーを作っちゃえばいいのです。
子供と何を食べたいか出し合って、じゃんけんで決めるとかです。
つまり、悪い習慣は良い習慣に変えることができます。こうやって本来必要のないものは排除することができます。
今、何が重要かを考える
本質的に大切なものを見出すためには今、何が重要かを考える必要があるとも書かれています。
過去や未来に囚われずに今を生きる。これが大切です。過去や未来は想像の中にしかいないですからね。
つまり今だけに集中する。これです。エッセンシャル思考は「余計な物事を捨て、本質的なものに集中しろ」ということです。今に集中しろということですね。
多動力とは反対の考え方?
堀江さんの多動力を以前読んだことがあるのですが、そこには「サルのようにハマり、鳩のように飽きよ」って書かれています。
これって一見すると色々なことをやりなさいってことが書かれていると思います。
でも、同時にやれなんて書かれていないですよね。
サルのように1つのことにハマって、飽きたらやめちゃえばいいってことが書かれています。これって、エッセンシャル思考だと思うんですよね。
自分が必要な本質的なことをやれってことですから。
次の重要なことが見つかれば、それをやればいいのです。
また、エッセンシャル思考の中では「早く小さく始める」ことの重要性が書かれています。大きく時間をかけるのではなく、今この時に大切なことをやるだけで、最終的にはよいアウトプットができるということです。
半期毎の成果報告を報告会の前に集中して準備するより、毎週10分メモ書きをしておいて、報告会前にはそれを元にまとめるといったイメージです。小さなことで始めておくと後々楽になります。
多動力にも飽きっぽい人ほど成長するって書かれています。つまり、大きくやるのではなく、小さくフットワーク軽くやるってことですね。
最初は多動力と全く反対のことを言っているのかなと思いましたが、逆でした。全く同じことを言っていますね。
まとめ
結局言いたいことは「余計な物事を捨て、本質的なものに集中しろ」。これにつきます。
私の解釈としては、その為に本質的に大切なものを見つけて、その都度取捨選択することが大切だと思いました。
そのテクニックとしてトリガーに注目して習慣を変えることが大切です。
そうやって次々と大切なことをこなしていくと、圧倒的価値のある人になれると思います。
読んだ本、参考にした本の紹介
最後に今回、読んだ本と参考にした本の紹介です。7つの習慣にも同じことが書かれているのでリンクを貼っておきます。